北海道室蘭市の南端にある地球岬−高校三年生の夏、寺西雅也はそこでバンド仲間の学友を殺した。彼の犯行だと露見しないまま十四年と数ヵ月が過ぎ、寺西雅也は国内最高のCDセールスを記録するロックグループ《ラ・テッラ・ブルゥ(青い地球)》のリーダーとして、絶大な人気を誇るカリスマへと成長していた。だが、時効成立間際になって、関係者が次々と謎の死を遂げた。彼らの成功物語の執筆を委託された朝比奈耕作が、事件の謎を追う!
- 推理・ミステリー・サスペンス
- 新書判
- 288P
- 489456-234-0
北海道室蘭市の南端にある地球岬−高校三年生の夏、寺西雅也はそこでバンド仲間の学友を殺した。彼の犯行だと露見しないまま十四年と数ヵ月が過ぎ、寺西雅也は国内最高のCDセールスを記録するロックグループ《ラ・テッラ・ブルゥ(青い地球)》のリーダーとして、絶大な人気を誇るカリスマへと成長していた。だが、時効成立間際になって、関係者が次々と謎の死を遂げた。彼らの成功物語の執筆を委託された朝比奈耕作が、事件の謎を追う!