世界各国の政府や、一流法人の依頼を受けて、国際的な規模の仕事を請け負う「黄金の頭(オラ・カベサ)」。かつて南米ジャングルに墜落した航空機から奇蹟の生還を成し遂げた楯岡久は、その一員として誰もが一目を置くプロとなっていた。「海賊狩り」を遂行した彼にきた次なる依頼は、八十年前のロシア革命時にバイカル湖付近で埋蔵されたといわれる、ロマノフ家の財宝の発掘だった・・・。『魔境からの脱出』『最後の海賊船』につづく、国際冒険小説シリーズ渾身の第三弾!
- 推理・ミステリー・サスペンス
- 新書判
- 208P
- 489456-220-0