平成五年七月下旬に始まり、ひと夏かけて不気味に進行した挙句、九月十四日の深夜、ある悲劇と共に突如として終結した「小此木家霊魂殺人事件」。白マスク男、密室殺人、降霊会、幻影の塔……次々と現れる謎に挑む、精神科医にして名探偵の弥生原公彦。複雑にして因縁からむ人間模様にひそむ遠大なる罠とは?「オーバー100マイルの剛球が現代本格の空虚な中心を射抜く」(大森望氏)本格ミステリー、渾身の書き下ろし、1300枚!
- 推理・ミステリー・サスペンス
- 新書判
- 632P
- 489456-229-4
平成五年七月下旬に始まり、ひと夏かけて不気味に進行した挙句、九月十四日の深夜、ある悲劇と共に突如として終結した「小此木家霊魂殺人事件」。白マスク男、密室殺人、降霊会、幻影の塔……次々と現れる謎に挑む、精神科医にして名探偵の弥生原公彦。複雑にして因縁からむ人間模様にひそむ遠大なる罠とは?「オーバー100マイルの剛球が現代本格の空虚な中心を射抜く」(大森望氏)本格ミステリー、渾身の書き下ろし、1300枚!