斉藤一は、サキ・ローランドの結界の中で東海公子の姿になった総司を見てしまう。彼は、総司に、魂の転生や天上界について詳しく知るという了海和尚に会うことをすすめ、二人は秋篠御前による結界を抜け、苦難の末に高尾山の明照寺にたどり着く。だが、そこで和尚が語ったことはさらに驚くべきことだったのだ。和尚には、総司は何人もの人間が一緒に重なり合っているようにみえるという。そして世界を実体化させるを持っているというのだが・・・・・・。好評シリーズ待望の第六弾!
- SF・ホラー・ファンタジー
- 新書判
- 216P
- 489456-228-6