「近代の<知>の線的思考に対する円環適名ものの復権・復活が息づき、いわば光る宝石のように言葉のひとつひとつが磨かれている」−鳥や獣の剥製、義眼、黒色パイプ、ナチスの制服、昆虫、ステンドグラス、ドール・ハウス、貝殻を売る店など、幻想と妖かしの十二店をたずね、黄昏の陳列棚に失われた時を求める、夢のまどろみにも似た玩物喪志譚。第三回Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞作品。
- エッセイ・対談・座談
- 文庫判
- 210P
- 489456-368-1
「近代の<知>の線的思考に対する円環適名ものの復権・復活が息づき、いわば光る宝石のように言葉のひとつひとつが磨かれている」−鳥や獣の剥製、義眼、黒色パイプ、ナチスの制服、昆虫、ステンドグラス、ドール・ハウス、貝殻を売る店など、幻想と妖かしの十二店をたずね、黄昏の陳列棚に失われた時を求める、夢のまどろみにも似た玩物喪志譚。第三回Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞作品。