手錠と檻を経験した詩人が獄中作品をものし、遍く人々に感動と共感を生み、永く記憶に留められている事例は、文芸史上稀である。一朝にして一一三号という囚人番号で呼ばれるようになって以来、一年三ヶ月半にわたって、詠われた獄中句二二二句。本書は、短詩型文芸の金字塔として永遠に輝き続ける句集である。
手錠と檻を経験した詩人が獄中作品をものし、遍く人々に感動と共感を生み、永く記憶に留められている事例は、文芸史上稀である。一朝にして一一三号という囚人番号で呼ばれるようになって以来、一年三ヶ月半にわたって、詠われた獄中句二二二句。本書は、短詩型文芸の金字塔として永遠に輝き続ける句集である。