伊原ユリ、四十一歳。夫は目下入院中。中一の娘を抱え、人材派遣会社に勤めている。しかしそれは表の顔。実は彼女、ヨーロッパにある小国、ポメラニア共和国の女スパイなのだ。だが、ある日突然、共和国が消滅してしまう。ユリはその衝撃にもめげず、新入りの河本青年を従え、仕事先に向うが、途中、駅のホームで、何者かに突き飛ばされた。誰かが彼女を殺そうとしている!!謎の敵とユリの闘いが、始まった。ユーモアミステリーの傑作長篇。
- 推理・ミステリー・サスペンス
- 文庫判
- 256P
- 489456-803-9
伊原ユリ、四十一歳。夫は目下入院中。中一の娘を抱え、人材派遣会社に勤めている。しかしそれは表の顔。実は彼女、ヨーロッパにある小国、ポメラニア共和国の女スパイなのだ。だが、ある日突然、共和国が消滅してしまう。ユリはその衝撃にもめげず、新入りの河本青年を従え、仕事先に向うが、途中、駅のホームで、何者かに突き飛ばされた。誰かが彼女を殺そうとしている!!謎の敵とユリの闘いが、始まった。ユーモアミステリーの傑作長篇。