熱烈な宝塚ファンの母親に育てられた孤独な夢見る少年は、「新青年」もエロチックな本もアカい本も小学生で読む。長じてハイカラな「マチネ・ポエティク」を憧憬し、歌舞伎に狂い、闇市で誰も知らないイタリアの作家に出会う−「大文字の文学は苦手、おしゃれな文学がボクは好き」と言う著者の、ゆきあたりばったりの非体系的読書遍歴を、抱腹絶倒のエピソードを混じえ自在に語った、<文学で語る自分史>。
- エッセイ・対談・座談
- 文庫判
- 240P
- 489456-321-5
熱烈な宝塚ファンの母親に育てられた孤独な夢見る少年は、「新青年」もエロチックな本もアカい本も小学生で読む。長じてハイカラな「マチネ・ポエティク」を憧憬し、歌舞伎に狂い、闇市で誰も知らないイタリアの作家に出会う−「大文字の文学は苦手、おしゃれな文学がボクは好き」と言う著者の、ゆきあたりばったりの非体系的読書遍歴を、抱腹絶倒のエピソードを混じえ自在に語った、<文学で語る自分史>。