マルキ・ド・サドの思想を縦横に紹介しつつ、フーリエ、マルクス、トロツキー、ブルトン、バタイユなどの精読を通して、テロル、悪、美、ユートピアなどについて独自の考察を開示し、自らの文学的位相を確然と宣言した記念碑的なエッセイ八篇――サド的明晰性につらぬかれた過激な想念が全編に炸裂する、著者三十一歳の処女エッセイ集。
- エッセイ・対談・座談
- 文庫判
- 356P
- 489456-340-1
マルキ・ド・サドの思想を縦横に紹介しつつ、フーリエ、マルクス、トロツキー、ブルトン、バタイユなどの精読を通して、テロル、悪、美、ユートピアなどについて独自の考察を開示し、自らの文学的位相を確然と宣言した記念碑的なエッセイ八篇――サド的明晰性につらぬかれた過激な想念が全編に炸裂する、著者三十一歳の処女エッセイ集。