「競馬のことを書きはじめてから、もう何年になるだろう−強かった馬のことも忘れがたいが、ドラマチックな思い出を残してくれた馬のことは、もっと忘れがたい」。寺山修司が競馬を語る時、それは自らの人生を語ることだ。だからこそ私たちの心をいつまでも掴んで放さないのだろう。『競馬への望郷』『馬敗れて草原あり』と共に、競馬三部作と呼ばれる寺山修司の代表的競馬エッセイ。 (解説・山口瞳)
- エッセイ・対談・座談
- 文庫判
- 224P
- 489456-677-X
「競馬のことを書きはじめてから、もう何年になるだろう−強かった馬のことも忘れがたいが、ドラマチックな思い出を残してくれた馬のことは、もっと忘れがたい」。寺山修司が競馬を語る時、それは自らの人生を語ることだ。だからこそ私たちの心をいつまでも掴んで放さないのだろう。『競馬への望郷』『馬敗れて草原あり』と共に、競馬三部作と呼ばれる寺山修司の代表的競馬エッセイ。 (解説・山口瞳)