<無数の白い蝶たちが漆黒の闇の中で、舞いつづける・・・・・・>−一九七九年、僕こと「シノ」は大学三年生の秋、密室状態の隣の部屋から突然女の悲鳴を聞いた。現場へ急行すると、女の姿は消え、シノたちの同人誌「停車場」の顧問である香川京平の絞殺死体があった。一方、「停車場」に『蝶』という小説を持ち込んだ少年が不可解な死を遂げた。二つの事件に果たして関連はあるのか?本格長編ミステリーの傑作。
- 推理・ミステリー・サスペンス
- 文庫判
- 576P
- 489456-538-2
<無数の白い蝶たちが漆黒の闇の中で、舞いつづける・・・・・・>−一九七九年、僕こと「シノ」は大学三年生の秋、密室状態の隣の部屋から突然女の悲鳴を聞いた。現場へ急行すると、女の姿は消え、シノたちの同人誌「停車場」の顧問である香川京平の絞殺死体があった。一方、「停車場」に『蝶』という小説を持ち込んだ少年が不可解な死を遂げた。二つの事件に果たして関連はあるのか?本格長編ミステリーの傑作。