勤め先が倒産し、故郷に戻った唯木緑は、幼なじみの田中紀之と婚約した。が、結婚式の準備に追われていたある日、出張先の横浜で紀之が、男にからまれた女性を助けようとして刺殺される。「タナカミドリ」という言葉を残して−。緑は、単身上京し、犯人と逃げた女性の<目撃者>を探すためにビラ配りを始めるが・・・・・・。思いがけない偶然に追いつめられていく女性たちの姿を描く、心理サスペンスの書き下ろし長編。
- 推理・ミステリー・サスペンス
- 文庫判
- 296P
- 489456-539-0
勤め先が倒産し、故郷に戻った唯木緑は、幼なじみの田中紀之と婚約した。が、結婚式の準備に追われていたある日、出張先の横浜で紀之が、男にからまれた女性を助けようとして刺殺される。「タナカミドリ」という言葉を残して−。緑は、単身上京し、犯人と逃げた女性の<目撃者>を探すためにビラ配りを始めるが・・・・・・。思いがけない偶然に追いつめられていく女性たちの姿を描く、心理サスペンスの書き下ろし長編。