「ジュリエット・ポエット」−寺山修司自らが名づけた、散文詩とも童話ともつかない不思議な作品の数々。人間が次々と鳥に変身してしまう『壜の中の鳥』、魔法の消しゴムで恋敵を次々と消していく『消しゴム』、十年後の姿を映し出す写真機を描いた『まぼろしのルミナ』……抒情と幻想がシュールに溶け合った、鮮やかな十二篇を収録した、ジュリエット・ポエットの代表的作品集。 (解説・角田光代)
「ジュリエット・ポエット」−寺山修司自らが名づけた、散文詩とも童話ともつかない不思議な作品の数々。人間が次々と鳥に変身してしまう『壜の中の鳥』、魔法の消しゴムで恋敵を次々と消していく『消しゴム』、十年後の姿を映し出す写真機を描いた『まぼろしのルミナ』……抒情と幻想がシュールに溶け合った、鮮やかな十二篇を収録した、ジュリエット・ポエットの代表的作品集。 (解説・角田光代)