"海賊黄金時代の覇者キャプテン・キッド。彼が生涯をかけて残した財宝の謎は、世界中の伝説となり未だ解明されていない−。時は幕末、下北半島佐伊の浜にアイヌの血を引く次郎という名の赤ん坊が流れ着いた。アイヌの宝""カムイの剣""を身につけて。その短剣こそキャプテン・キッドの財宝の謎を解く鍵であり、財宝のありかをめぐって次郎の前には幕府隠密団の天海たちが立ちはだかる。幕末から維新を駆け抜けた次郎の波乱の半生を描く歴史SF長篇の傑作、完全版。"
- SF・ホラー・ファンタジー
- 文庫判
- 496P
- 489456-499-8