ある満月の晩,ひとり海辺の散策に出た三田口優也は,光り輝く海面を目にする。呆然と看取れていた優也だったが,気付くと海は元に戻り,あとには一粒の光を放つ物体が残されていた。夜光虫のように輝く”それ”を自宅に持ち帰った彼は,恋人・夏音とともに飼育を始めたのだが,やがて夏音は身体に変調を来し,失踪してしまう。美しき”それ”の正体とは果たして……。妖美なる長編ホラー。
- SF・ホラー・ファンタジー
- 文庫判
- 288P
- 489456-738-5
ある満月の晩,ひとり海辺の散策に出た三田口優也は,光り輝く海面を目にする。呆然と看取れていた優也だったが,気付くと海は元に戻り,あとには一粒の光を放つ物体が残されていた。夜光虫のように輝く”それ”を自宅に持ち帰った彼は,恋人・夏音とともに飼育を始めたのだが,やがて夏音は身体に変調を来し,失踪してしまう。美しき”それ”の正体とは果たして……。妖美なる長編ホラー。