仕事で来日中の中国人女性通訳・楊君里が、深夜、都内のタクシーの中で突然苦しみだし死亡した。自殺か他殺か、そしなぜ“レモン一個”が残されていたのか? 麹町署の棟居は、彼女が持っていた本から、元陸軍少年見習技術員だった作家と出会う。そして、その男のペンネーム、ナミハジメからたどりついたのは、恐ろしい秘密をかかえた細菌戦研究機関・第731部隊であった。厚いベールに包まれた第731部隊の全容を暴く渾身の大長編。
- 推理・ミステリー・サスペンス
- 文庫判
- 296P
- 489456-459-9
仕事で来日中の中国人女性通訳・楊君里が、深夜、都内のタクシーの中で突然苦しみだし死亡した。自殺か他殺か、そしなぜ“レモン一個”が残されていたのか? 麹町署の棟居は、彼女が持っていた本から、元陸軍少年見習技術員だった作家と出会う。そして、その男のペンネーム、ナミハジメからたどりついたのは、恐ろしい秘密をかかえた細菌戦研究機関・第731部隊であった。厚いベールに包まれた第731部隊の全容を暴く渾身の大長編。