怪異から産み落とされた言葉は文字になり本になり、読んだ人々の心の中に植え付けられていく。やがて本は再び言葉になり口から口へ伝えられていく。(中略)ここに記したささやかな怪異たちが、たとえ姿形を変えても生き続けることを願ってやまない。(『怪の標本』)処女作『幻日』で怪談文学の新しい書き手として注目を集めた著者がおくる、待望の書き下ろし作品集。
- SF・ホラー・ファンタジー
- 文庫判
- 208P
- 489456-832-2
怪異から産み落とされた言葉は文字になり本になり、読んだ人々の心の中に植え付けられていく。やがて本は再び言葉になり口から口へ伝えられていく。(中略)ここに記したささやかな怪異たちが、たとえ姿形を変えても生き続けることを願ってやまない。(『怪の標本』)処女作『幻日』で怪談文学の新しい書き手として注目を集めた著者がおくる、待望の書き下ろし作品集。