古くから高砂の御厨として、また謡曲「高砂」でも有名な高砂市。かの地の高砂神社へと向かっていた「私」は、ひょんなことから若い男女の二人連れとともに訪れることになるのだった。そしてそこで「私」はある信じがたい光景に出会う……。歴史的伝承、幻想的情景にSF的発想の飛躍が見事に融和した表題作をはじめ、“女”シリーズ四篇など、幻想と抒情に彩られた全十三篇を収録。
- SF・ホラー・ファンタジー
- 文庫判
- 544P
- 489456-578-1
古くから高砂の御厨として、また謡曲「高砂」でも有名な高砂市。かの地の高砂神社へと向かっていた「私」は、ひょんなことから若い男女の二人連れとともに訪れることになるのだった。そしてそこで「私」はある信じがたい光景に出会う……。歴史的伝承、幻想的情景にSF的発想の飛躍が見事に融和した表題作をはじめ、“女”シリーズ四篇など、幻想と抒情に彩られた全十三篇を収録。