桜の花びらが舞い散る四国・松山城付近で、背中一面に桜吹雪の刺青をした男の変死体が発見された。意外なことに男は、元高級官僚で西行の足跡を辿っていたという。男に何が起こったのか? 愛媛県警の大鷹鬼平は警察庁広域捜査官の宮之原警部に協力を依頼し、西行の歌に秘められた謎に挑むが……。二人の行く手には、あの阪神大震災の影が―。長篇旅情ミステリー。 (解説・小椰治宣)
- 推理・ミステリー・サスペンス
- 文庫判
- 296P
- 489456-611-7
桜の花びらが舞い散る四国・松山城付近で、背中一面に桜吹雪の刺青をした男の変死体が発見された。意外なことに男は、元高級官僚で西行の足跡を辿っていたという。男に何が起こったのか? 愛媛県警の大鷹鬼平は警察庁広域捜査官の宮之原警部に協力を依頼し、西行の歌に秘められた謎に挑むが……。二人の行く手には、あの阪神大震災の影が―。長篇旅情ミステリー。 (解説・小椰治宣)