所長の名前が、下町<しもまち>誠一、だから名付けて「下町<しもまち>探偵局」―ところが場所が東京・両国なものだから誰もが“シタマチ”探偵局と呼ぶ。平和な下町ゆえ、所長以下五人の局員たちはのんびりと依頼人を待つ毎日。久しぶりの依頼も、近所の中華そば屋で働く女の子からのものだった。あるお屋敷にお手伝いさんとして住み込みたいので、その家の内情を調べてほしいというのだが……。人情味とペーソスあふれる連作ミステリー第一弾。
- 推理・ミステリー・サスペンス
- 文庫判
- 344P
- 489456-615-X
所長の名前が、下町<しもまち>誠一、だから名付けて「下町<しもまち>探偵局」―ところが場所が東京・両国なものだから誰もが“シタマチ”探偵局と呼ぶ。平和な下町ゆえ、所長以下五人の局員たちはのんびりと依頼人を待つ毎日。久しぶりの依頼も、近所の中華そば屋で働く女の子からのものだった。あるお屋敷にお手伝いさんとして住み込みたいので、その家の内情を調べてほしいというのだが……。人情味とペーソスあふれる連作ミステリー第一弾。