警視庁直属の日本唯一の広域捜査官である宮之原警部は、暫しの休暇を妻の真由子と過ごす予定を立てていた。妻との約束のため、信州飯田市に嫁いだ津玻紗の家へ向かう宮之原。だが、そこには妻の姿は無く、直後に真由子の誘拐を知らせる電話が―。犯人の奇妙な身代金要求と妻が残した「不運な偶然」という言葉は、何を意味するのか。シリーズのターニングポイントとなる傑作長篇ミステリー。 (解説・山前譲)
- 推理・ミステリー・サスペンス
- 文庫判
- 288P
- 489456-644-3
警視庁直属の日本唯一の広域捜査官である宮之原警部は、暫しの休暇を妻の真由子と過ごす予定を立てていた。妻との約束のため、信州飯田市に嫁いだ津玻紗の家へ向かう宮之原。だが、そこには妻の姿は無く、直後に真由子の誘拐を知らせる電話が―。犯人の奇妙な身代金要求と妻が残した「不運な偶然」という言葉は、何を意味するのか。シリーズのターニングポイントとなる傑作長篇ミステリー。 (解説・山前譲)