アジアの西域、火炎山に近い砂漠の真ん中で遺跡の発掘調査をする呉秀英。日本人の血をひく彼は、超能力者であった。一ヶ月がかりで掘りあげた穴の中で、調査隊は、ついに遺跡を発見する。それはいまだかつて知られていないほどの、古い時代のものであった。同時にあたりでは、小さな村が一夜のうちに消え去る怪奇現象が頻発し始めていた。ついに全地球的規模で展開しはじめた妖怪大戦争が、様々な人々をまき込んでいく――。壮大なスケールでおくる伝奇SF第五弾!
- SF・ホラー・ファンタジー
- 文庫判
- 288P
- 489456-883-7