安西雄介は、全ての記憶をなくし、覚醒と混濁する意識の狭間にいた。奇妙な既視感を抱きながらいくつもの次元を転移してゆく雄介。太古の神州にスサの王という名の自我を見いだし、悟入直前のシッダールタの血肉となり、時空連続体を彷徨しながら、彼――雄介は、大いなる宇宙に紡がれた歴史の傍観者であり、自ら心理そのものであった……。壮大なるSF伝奇シリーズ、待望の第18弾!
- SF・ホラー・ファンタジー
- 文庫判
- 288P
- 47584-3081-0
安西雄介は、全ての記憶をなくし、覚醒と混濁する意識の狭間にいた。奇妙な既視感を抱きながらいくつもの次元を転移してゆく雄介。太古の神州にスサの王という名の自我を見いだし、悟入直前のシッダールタの血肉となり、時空連続体を彷徨しながら、彼――雄介は、大いなる宇宙に紡がれた歴史の傍観者であり、自ら心理そのものであった……。壮大なるSF伝奇シリーズ、待望の第18弾!