シベリアの凍土から、男女の死体が発見された。それは三万年前に絶滅したとされるネアンデルタール人のようであった。さらに奇妙なことには、その死体の臀部から、小さな手がはえていたのだ。一方、イルクーツク大学水棲生物研究所に留学中の松沢邦彦は、”進化の博物館”といわれるバイカル湖で、後頭部から小さな手がはえている男と遭遇するのだが……。「進化」をテーマに壮大なるスケールで描かれた、SFミステリーの金字塔!
- SF・ホラー・ファンタジー
- 新書判
- 344P
- 47584-2035-1
シベリアの凍土から、男女の死体が発見された。それは三万年前に絶滅したとされるネアンデルタール人のようであった。さらに奇妙なことには、その死体の臀部から、小さな手がはえていたのだ。一方、イルクーツク大学水棲生物研究所に留学中の松沢邦彦は、”進化の博物館”といわれるバイカル湖で、後頭部から小さな手がはえている男と遭遇するのだが……。「進化」をテーマに壮大なるスケールで描かれた、SFミステリーの金字塔!