二十一世紀末。第三次世界大戦によって汚染されつくした地球は赤色巨星の惑星からきた異星人から驚異的な科学力を学んだ。四十%しかない食糧自給率を補うために、宇宙交易と宇宙での「狩り」をし、また、ワームホールによって恒星間の旅行も可能となった。宇宙を夢見る十八歳の少年沖田正午は、宇宙捕鯨船の船長・神武虎の娘・亜衣を暴漢から救ったことによって、宇宙捕鯨船「バッカス」のクルーとなることを許された。美少女アンドロイドのエスタとリスベルとともに、正午は地球の常識が通用しない神秘の宇宙を駆けめぐるのだが・・・・・・書き下ろしで贈る、スペースファンタジーの傑作!
- SF・ホラー・ファンタジー
- 新書判
- 216P
- 47584-2049-1