吉直さんが小学校の頃の話である。父親の実家近くの山の中で、友だちとふたり、木の枝に女の髪の毛がぶら下がっているのを発見した。連れのかっちんが、その髪を燃やすと、<真っ黒な人の首>が、すとん、とぶら下がった……。(「縛り首」より)永年、怪異・狂異を蒐集している著者の元に、今年も次々と、”ほんとうにあった怖い話”が集まってきた!本書のために書き下ろされた、とっておきの怖い話が満載の実録怪談集。大好評シリーズ第五弾。
- SF・ホラー・ファンタジー
- 文庫判
- 208P
- 47584-3218-X
吉直さんが小学校の頃の話である。父親の実家近くの山の中で、友だちとふたり、木の枝に女の髪の毛がぶら下がっているのを発見した。連れのかっちんが、その髪を燃やすと、<真っ黒な人の首>が、すとん、とぶら下がった……。(「縛り首」より)永年、怪異・狂異を蒐集している著者の元に、今年も次々と、”ほんとうにあった怖い話”が集まってきた!本書のために書き下ろされた、とっておきの怖い話が満載の実録怪談集。大好評シリーズ第五弾。