南極大陸部の厚さ3600メートルの氷の下に眠る巨大な湖・ヴォストーク湖。面積は琵琶湖の20倍、推進1000メートル、100万年の長きにわたって外界から隔絶されてきた神秘の湖に、今まさに調査の手が届こうとしていた。年間の平均気温がマイナス55度という厳寒の地で作業にあたっているのはロシアとアメリカを中心とする10人の国際チーム。<掘削キャンプ>はその目的のために、ロシアのヴォストーク基地から25キロ離れた場所に建設されたもので、半径1200キロ以内に人の姿はなく、見渡すかぎり真っ白な氷原が続いている。そして、ついに、掘削装置の先端が最後の氷を貫いて湖水に到達する日が来た。次々と汲み上げられる太古の水。その中に、長さ30センチほどの歪な塊が含まれており、そのまわりには直径2ミリほどの小さな白い球が、多数こびりついていた。正体不明のその物質を調べる中、一人の隊員が忽然と姿を消し、悪夢の惨劇は始まった。未知なる生物に対して、人間たちの運命は果たして・・・・・・? 南極大陸を舞台に描く、冒険サスペンス小説!
- 推理・ミステリー・サスペンス
- 四六判上製
- 320P
- 47584-1056-9
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白魔の湖

