西暦2012年、衛星打ち上げ事業の存続を賭けて種子島から飛び立ったロケットは、大気圏突破を目前にコントロール不能となり、宇宙と大気圏のはざまで自爆させられた。スペースノヴァ社(旧宇宙開発事業団)のミッションマネージャー・浜崎小百合は、墜落の原因は宇宙兵器の攻撃によるものだという情報を得た。小百合たちがその正体を追う中、国際宇宙ステーション・フリーダムが宇宙兵器・セカンドムーンの攻撃を受け、日本列島へ落下し始めてしまう。人類の科学力を凌駕するテクノロジーで造られた兵器の真の目的は何なのか。そしてフリーダムに搭乗する日本人クルーと、落下地点となる日本の運命は果たして・・・
- SF・ホラー・ファンタジー
- 四六判並製
- 340P
- 978-4-75841105-9