日本最古の物語として知られる『竹取物語』。別名かぐや姫の物語は、古くから人々に親しまれる物語である。だが、その美しくも哀しい物語には、闇に葬られた日本の歴史が隠されていた!(「第七話 かぐや姫の真実」より)勧善懲悪を描いた、「かちかち山」の物語より削り取られた、おぞましくも残酷なシーンとは!?「花咲爺さん」に秘められた子供には読ませられない“もう一つの物語”など、八話を収録。おとぎ話の恐ろしい一面を解説付きで綴る書き下ろし小説。
- SF・ホラー・ファンタジー
- 文庫判
- 248P
- 978-4-75843354-9