初の黒人大統領となった、バラク・フセイン・オバマ。この人物が大統領になることによって、アメリカの将来を危惧した退役軍人たちがいた。確実に暗殺をするために、彼らが作戦の指揮官に選んだのは、日本人の退役軍人――一ノ木戸悠だった。一ノ木戸はかつて、ヴェトナム、ラオスでの戦争を経験してきた一流の軍人で、すぐさま、暗殺のための方法を3つ提案する。総予算、1000万ドルをバックに一ノ木戸は、緻密な計画を練り始める。一方、FBI捜査官、スチュワート・ニコルソン側も、大統領暗殺を懸念し、ミーティングが行われていた――。リアルに描ききった、迫真の国際サスペンス小説!
- 冒険・アクション・ハードボイルド
- 四六判上製
- 292P
- 978-4-75841132-5