四ッ谷の辻に五千両が置かれていた。そこには「御救米の購入に充てるべきものなり」と書かれた一枚の紙が残されていた。稲葉七十郎が番所に持ち帰り、とりあえず南町奉行所で預かることとなった。一方、立てこもりの知らせをうけて高島君右衛門の屋敷に向かった勘兵衛と修馬たち。だが、おびただしい血が流れていたものの、殺されたと思われる当主と、殺したと思われる小普請組の三木晋左衛門の姿がなかったのだ・・・・・・書き下ろしで贈る、大好評シリーズ第十四弾!
四ッ谷の辻に五千両が置かれていた。そこには「御救米の購入に充てるべきものなり」と書かれた一枚の紙が残されていた。稲葉七十郎が番所に持ち帰り、とりあえず南町奉行所で預かることとなった。一方、立てこもりの知らせをうけて高島君右衛門の屋敷に向かった勘兵衛と修馬たち。だが、おびただしい血が流れていたものの、殺されたと思われる当主と、殺したと思われる小普請組の三木晋左衛門の姿がなかったのだ・・・・・・書き下ろしで贈る、大好評シリーズ第十四弾!