傭兵として色々な大地を巡ってきたローエとその相棒カヴィンタ。ある日、山道をさ迷い歩いていた2人は、突然兵士達に捕まってしまった。そこは王のいない、神々が治めている小さな世界だった。山の中で迷ったことも、捕まり神殿に連れられることも、全ては神々に仕える大巫女のお導きによるものだったのだ。そして大巫女から“罪の子”として生まれたルティを国から連れ出して自由にしてあげて欲しいと頼まれ、3人の旅が始まった――。大人気を博した、『風の大陸』の続編! 書き下ろし長編ファンタジー。
- SF・ホラー・ファンタジー
- 文庫判
- 336P
- 978-4-75843503-1