安土城に招かれた宣教師・ヴァリニャーノは、織田信長より安土城を描いた屏風絵を託された。それは、信長が仕掛けた時のローマ教皇への世界を覆す挑戦状だった――。数年が経ち、信長の死後もバチカンでは、未だに彼が突きつけた屏風の秘密を解き明かせずにいた。信長の〈南蛮世界を覆す〉ほどの暗号とはなんなのか? ローマ教皇パウルス五世は、暗号解読のため、密使を日本へ送り込むが・・・・・・。書き下ろし歴史暗号ミステリー、ついに刊行。
- 推理・ミステリー・サスペンス
- 文庫判
- 360P
- 978-4-75843525-3