木々の新緑が目にしみるような江戸の卯月。十手持ちの娘である操は、八丁堀同心の柳川卯一郎に後妻として嫁いだ。武家との生活の違いから、遺児の美佐と徳太郎に馴染めず、操は戸惑いを隠せない。無口ながら、悩む妻を優しく見守る卯一郎。そんな折、遠島になっていた文次が、御赦免舟で江戸に戻ってくる。操の幼馴染で、讃岐屋の後添えになったお雪は、かつての仲から文次に強請られる。だが文次が殺されたことで疑いはお雪へと――(「消せない過去」)より)。鋭い洞察力を持つ卯一郎と、男勝りの行動力を持つ操、二人の活躍と、風情あふれる江戸の四季を描く書き下ろし新シリーズ!!
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八丁堀夫婦ごよみ

