HOME書籍情報既刊書籍2011年04月 > 家霊

夜な夜などじょう汁をせがみにやってくる不遇の老彫金師と、どじょう屋の先代女将の秘められた情念を描いた表題作「家霊」、自らの力で財を築き、齢を重ねてなお生命力に溢れる老妓が、出入りの電気器具屋の青年に目をかけ、好きな発明を続けさせようとする「老妓抄」、鮨を食べることで母との思い出に浸る鮨屋の常連・湊の一時の交流を通して人の世の姿を描き出す「鮨」など、人間の生命力と業があぶり出される名短篇四篇を収録。(エッセイ・東直子)

ジャンル
古典・俳句・戯曲
サイズ
文庫判
ページ
128P
ISBN
978-4-75843543-7