現役時代、気っ風のいい突き押し相撲で人気を博していた十両の秋剛士は、怪我に泣かされ、二十代半ばで引退した。それから三年――現在は妻の実家である瀬戸物屋を手伝う芹沢剛士が、相撲界の内幕を暴露する週刊誌の記事に登場した元親方を諫めるべく、そのマンションを訪れたところ・・・・・・。かつて相撲雑誌の編集者として現場取材を重ねた相撲愛溢れる著者による、渾身の本格相撲ミステリー、書き下ろしで登場。(解説・大矢博子)
- 冒険・アクション・ハードボイルド
- 文庫判
- 280P
- 978-4-75843612-0
現役時代、気っ風のいい突き押し相撲で人気を博していた十両の秋剛士は、怪我に泣かされ、二十代半ばで引退した。それから三年――現在は妻の実家である瀬戸物屋を手伝う芹沢剛士が、相撲界の内幕を暴露する週刊誌の記事に登場した元親方を諫めるべく、そのマンションを訪れたところ・・・・・・。かつて相撲雑誌の編集者として現場取材を重ねた相撲愛溢れる著者による、渾身の本格相撲ミステリー、書き下ろしで登場。(解説・大矢博子)