終戦直後の大阪で、鉄を食べる人間が出現した。名は「アパッチ」。一日に平均六キロの鉄と0.2〜0.6リットルのガソリンを摂取し、その肉体の強靭さとスピードは、人類をはるかに凌駕する。彼らはやがて全国へと拡がり、日本の政治、生産機構までも揺さぶるようになっていった……。小松左京の処女長篇にして、SFの枠を超えた永遠の名作が、ここに復活!(解説・巽孝之)
- SF・ホラー・ファンタジー
- 文庫判
- 376P
- 978-4-75843690-8
終戦直後の大阪で、鉄を食べる人間が出現した。名は「アパッチ」。一日に平均六キロの鉄と0.2〜0.6リットルのガソリンを摂取し、その肉体の強靭さとスピードは、人類をはるかに凌駕する。彼らはやがて全国へと拡がり、日本の政治、生産機構までも揺さぶるようになっていった……。小松左京の処女長篇にして、SFの枠を超えた永遠の名作が、ここに復活!(解説・巽孝之)