HOME書籍情報既刊書籍2015年08月 > 綺良のさくら

綺良は南部藩御側用人・桜木兵庫のひとり娘。伯母が庵を結んでいる、しだれ桜が綺麗な「華厳院」で、幼少期を過ごす初代藩主利直の五男・彦六郎と出会った。ふたりでよく一緒に遊ぶうちに、彦六郎が発した「大人になったら、正室に迎えてやるからな」という言葉を、綺良は大人になっても心に秘めていた。が、次々と過酷な運命が彼女を待ち受けていた――。綺良は大奥のお女中を務めた後、文人でお預人の方長老の手伝いをすることになった。そして方長老が紹介してくれた鉄器作りに次第に強く惹かれ、手伝うことに――。重臣の娘が、時代の波に翻弄されながらも、次々と襲いかかる苦境に挫けることなく、果敢に宿命と対峙する姿を描いた書き下ろし歴史時代小説。

ジャンル
時代・歴史小説
サイズ
四六判上製
ページ
256P
ISBN
978-4-75841267-4

美人百花

美人百花最新号

最新刊:2024年 3 月号

毎月12日発売♪
「コンサバより若くて華やか ギャルより可愛くてリッチ」

ランティエ

ランティエ最新号

最新刊:2024年 4 月号

全国書店にて毎月1日頒布中
角川春樹事務所 読書情報誌