二〇三〇年二月。日米共同研究の“宇宙太陽光発電”が、いよいよ実用段階を迎えていた。だが最終調整のなか、アメリカの施設で作業用ロボットが暴走、また日本側のシステムでもバグが発生する。さらに、出資者シーバス・ラモンに脅迫が……。事件解決のコンサルティングを依頼されたのは、天才女子高生・穂瑞沙羅華。だがそれは、発電用の人工衛星を悪用したテロリズムの幕開けだった!沙羅華の未来と恋の行方は――?『神様のパズル』スピンオフシリーズ、遂に完結!(解説・乙部順子)
- SF・ホラー・ファンタジー
- 文庫判
- 304P
- 978-4-75844089-9