トップリーグとは……。総理大臣や官房長官、与党幹部に食い込んだごく一部の記者を指す。命を賭した記者、永田町激震の特大スクープ!「命の保証はないぞ」政界の深い闇に斬り込んだ記者の運命は……。大和新聞の松岡直樹は、入社15年目にして政治部へ異動になり、官房長官番となった。そしてまたたく間にトップリーグへ。一方、松岡と同期入社だった酒井祐治は、現在大手出版社で週刊誌のエース記者として活躍している。そんな酒井が「都内の埋立地で発見された一億五千万円」の真相を追ううちに、昭和史に残る一大疑獄事件が浮かび上ってきて……。小説でしか描けない官邸の最大のタブー。『震える牛』『不発弾』に続く今年一番の衝撃作。
- 推理・ミステリー・サスペンス
- 四六判上製
- 368P
- 978-4-75841309-1