HOME書籍情報既刊書籍2025年08月 > 辻征夫詩集

「きみのなかに残っているにちがいない/ちいさな無垢をわたくしは信ずる/それがたとえ蟻の涙ほどのちいささであっても/それがあるかぎりきみはあるとき/たちあがることができる」(「蟻の涙」より)。やわらかくやさしい言葉づかいにユーモアをのせて、軽みの奥から人生の喜びとなぐさめがにじみ出る詩を書いた詩人・辻征夫。「美しいもの」「かぜのひきかた」「桃の節句に次女に訓示」「レイモンド・カーヴァーを読みながら」など、ゆったりと静かに語りかけてくる珠玉の七十二篇。(編・解説/井坂洋子)

ジャンル
詩集
サイズ
文庫判
ページ
224P
ISBN
978-4-75844749-2