ホーム > シネマ情報 > 男たちの大和 / YAMATO > 影の安全とヒット祈願のお祓い
クランクインを翌日に控えた3月25日、広島県尾道市にある日立造船ドック内の巨大セット上で12月公開の映画「男たちの大和 / YAMATO」の撮影の安全とヒット祈願のお祓いが執り行われた。
総工費約6億円。全長130m以上、全幅40mと戦艦大和の約半分を原寸大で再現した巨大セットは、まるで60年の時を遡って蘇ったかのような精巧なつくり。大和の最大の特徴である46センチ徹甲弾を発砲する主砲塔から伸びる砲身は、他を威圧する存在感で天を指し、屋外セットのため自然の風雨にさらされた甲板は、独特の重厚感を生みだしていた。
14時30分から行われた式典には、原作者の辺見 じゅんさんや監督の佐藤 純彌さん、関係者、キャスト、スタッフら約100名が出席し、角川 春樹プロデューサーが祭主を務め、自ら祝詞をあげた。
平成に蘇った戦艦大和のセットを見ながら辺見さんは「20年も暖めていた話がやっと映画になる。愛と死がテーマのこの物語。叙詩と叙情を感じてもらえる映画になって欲しい」と胸いっぱいの気持ちを語った。佐藤監督は「この巨大セットに匹敵する映画を作る。忘れてはいけないこと、語り継ぐべき60年もの大和の物語をこの映画によって今日と結び付けたい」と意欲を見せる。そして角川プロデューサーは「日本映画のエネルギーを見せ、世界に誇るものにしたい。日本人の魂、大和魂で」と熱い抱負を語った。
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