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- 料理だけが自分の仕合わせへの道筋と定めた上方生まれの澪。
幾多の困難に立ち向かいながらも作り上げる温かな料理と、人々の人情が織りなす、連作時代小説の傑作ここに誕生！
- 新しく暖簾を揚げた「つる家」では、ふきという少女を雇い入れた。
同じ頃、神田須田町の登龍楼で、澪の創作したはずの料理と全く同じものが先に供されているという――。シリーズ第二弾！
- 坂村堂の料理人に会うことになった「つる家」の澪。
それは、天満一兆庵の若旦那・佐兵衛と共に働いていた富三だった。
澪と芳は佐兵衛の行方を富三に聞くのだが――。シリーズ第三弾！
- 『三方よしの日』、つる家では澪と助っ人の又次が作る料理が評判を呼んでいた。
そんなある日、伊勢屋の美緒に大奥奉公の話が持ち上がり――（「花嫁御寮」）。
全四話を収録したシリーズ第四弾！
- 表題作「小夜しぐれ」の他、つる家の主・種市と亡き娘おつるの過去が明かされる「迷い蟹」、「夢宵桜」「嘉祥」の全四話を収録。
恋の行方も大きな展開を見せる、書き下ろし大好評シリーズ第五弾！！
- 天満一兆庵の再建か、つる家の移転か？
料理人として岐路に立たされた澪は、決断を迫られる事に――。
野江との再会、小松原との恋の行方は！？
シリーズ史上もっとも大きな転機となる第六弾！！
- 想いびとである小松原と添う道か、料理人として生きる道か……。澪は、決して交わることのない道の上で悩み苦しんでいた――。
表題作を含む全四篇。
大好評「みをつくし料理帖」シリーズ、＜悲涙＞の第七弾！！
- 吉原の大火で又次に命を助けられた摂津屋が「つる家」を訪れた。あさひ太夫と澪のこと、そして又次の思いを知りたいという……。
雲外蒼天を胸に、料理に生きる澪の決意。シリーズ第八弾。
- 求婚された芳は、なかなか承諾の返事を出来ずにいた。
一方で澪も、野江の身請けについて、また料理人としての行く末について、懊悩する日々を送っていた……。
佳境を迎える、シリーズ第九弾。
- 【最新刊！】堂々の完結！最終巻
『食は、人の天なり』――医師・源斉の言葉に触れ、料理人として自らの行く末に決意を固めた澪。どのような料理人を目指し、どんな料理を作り続けることを願うのか。澪の心星は、揺らぐことなく頭上に瞬いていた。その一方で、吉原のあさひ太夫こと幼馴染みの野江の身請けについて懊悩する日々。四千両を捻出し、野江を身請けすることは叶うのか！？ 厚い雲を抜け、仰ぎ見る蒼天の美しさとは！？「みをつくし料理帖」シリーズ、堂々の完結。
- 大好評「みをつくし料理帖」の世界をあなたのご家庭に！！
未公開レシピやここでしか読めないエッセイに、澪と野江の幼き日の思い出を描く特別短篇を収録した豪華なレシピ本！！
- 「みをつくし料理帖」シリーズ全10巻に『みをつくし献立帖』を加えた特製化粧ケース入りセットです。
