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志賀倫成(しがみちなり)は、大手出版社の雑誌『週刊春潮』の副編集長で、その売上は会社の大黒柱だった。
志賀は、スキャンダル記事こそが他の部門も支えているという自負を持ち、充実した編集者生活を送っていた。
だが大学生の息子・健輔(けんすけ)が、ストーカー殺人を犯した上で自殺したという疑いがかかったことで、
幸福だった生活は崩れ去る。スキャンダルを追う立場から追われる立場に転落、社の問題雑誌である『春潮48』へと左遷。
取材対象のみならず同僚からも罵倒される日々に精神をすりつぶしていく。
一人生き残った被害者の娘・奈々美から襲われ、妻も家出してしまった。
奈々美と触れ合ううちに、新たな光が見え始めるのだが……。
人間の不幸に底はないのか?水に落ちた犬は叩かれ続けるのか?息子の殺人疑惑で崩れ去った幸せー。スキャンダルとネットの噂に奪われた家族。だが男は諦めなかったー。
中山七里(ナカヤマシチリ)
1961年生まれ。作家。会社員生活のかたわら、2009年『さよならドビュッシー』で第8回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、翌年デビュー。この受賞時、史上初めて二作同時に最終選考に残った「災厄の季節」も『連続殺人鬼カエル男』と改題し、のちに刊行され話題を集める。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
大手出版社の稼ぎ頭の週刊誌の副編集長の息子が、人妻と夫を殺し自殺した?
加害者家族へのバッシング、壊れていく家庭、スキャンダル雑誌部門の一記者に降格された主人公は、
息子の事件を洗い直し始める過程で被害者家族へのいじめ、ネットの残酷さを知ることになる…。
帯の作者言は”春樹社長の注文はほっこり系でした”と笑って言ってますが、ほっこりはしません。
でも、感動で泣けます。
追記。今、作者作家生10周年キャンペーンでマークを集めるのをやっていますが、
この本のマークは他と違います。ネットで探しまくり、確か、この本の出版社のHPで見つけました。
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