地球連邦に植民惑星ラクザーンは、新星化の兆しを見せる太陽とともに終焉の時を迎えようとしていた。担当司政官として赴任してきたマセだったが、連邦の思惑もあって退避計画は思うように進まない。かつての強大な権限を失っている司政官制度のもと、マセはひとり、すみやかな計画遂行の道を模索するのだが・・・。滅びゆくわくせいを舞台に繰り広げられる壮大なドラマを描いた泉鏡花賞受賞のSF巨編。
- SF・ホラー・ファンタジー
- 文庫判
- 328P
- 489456-783-0
地球連邦に植民惑星ラクザーンは、新星化の兆しを見せる太陽とともに終焉の時を迎えようとしていた。担当司政官として赴任してきたマセだったが、連邦の思惑もあって退避計画は思うように進まない。かつての強大な権限を失っている司政官制度のもと、マセはひとり、すみやかな計画遂行の道を模索するのだが・・・。滅びゆくわくせいを舞台に繰り広げられる壮大なドラマを描いた泉鏡花賞受賞のSF巨編。