将棋・囲碁をテーマに描いた6つのミステリー。この謎解けますか? 囲碁盤に頭を打ち、救急車で運ばれた主婦。ぬいぐるみが原因を探るユーモアミステリー(「碁盤事件」)。超古代文明の遺跡に保管されていた文書から、将棋というゲームと神の存在を説く考古学者・ヒフミーン(「三角文書」)。不登校の中学生が、植物状態の祖父と脳インタフェースを使って碁を打っていたところ奇跡が(「十九路の地図」)。全ての駒を最低一度は動かさなくてはならない――特殊ルールの上に繰り広げられる不思議なゲームとは?(「7五歩の悲願」)。両親を亡くした少女が、囲碁の先生である“おばあちゃん”と同居することになって……(「黒いすずらん」)。将棋で「投了できる人工知能」を開発する若者たち(「負ける」)。
- 推理・ミステリー・サスペンス
- 四六判並製
- 248P
- 978-4-75841319-0