訳アリの遺品と「不幸」をコレクションするオギーの依頼を受けた俺は、我が子の首を切断した母親の元に赴く。彼女は懲役を終えて、朔太郎と礫という二人の息子と暮らしていたが、そこで俺は、その家族の恐るべき秘密を知ってしまう。未だに発見されていない子供の頭蓋骨はどこに? 「メルキオール」とは、一体──世界の深奥を見つめ、人間の虚飾をも?ぎ取る問題作にして傑作、装いも新たに登場。 (解説・杉江松恋)
- SF・ホラー・ファンタジー
- 文庫判
- 304P
- 978-4-75844476-7
訳アリの遺品と「不幸」をコレクションするオギーの依頼を受けた俺は、我が子の首を切断した母親の元に赴く。彼女は懲役を終えて、朔太郎と礫という二人の息子と暮らしていたが、そこで俺は、その家族の恐るべき秘密を知ってしまう。未だに発見されていない子供の頭蓋骨はどこに? 「メルキオール」とは、一体──世界の深奥を見つめ、人間の虚飾をも?ぎ取る問題作にして傑作、装いも新たに登場。 (解説・杉江松恋)